このページは、自分で購入、読破した本の簡単な感想及び新刊情報をアップします。

「こんなにたくさん買ってるんかい!」とかいうツッコミは不可(笑)

11月発売予定のコミックス&ノベルズ情報はこちら 

 


新刊レビュー 11月前半バージョン

   (評価付(笑) ☆5つが最高。★は☆の半分です。)

 

    【副社長はキスがお上手】 リーフノベルズ 水上ルイ:作 吹山りこ:絵  98/11/1発売(正規発売日)

  大人気の「ジュエリーシリーズ」第5弾は、番外編…になるのかな?晶也の友人悠太郎と、ガヴァエッリの副社長アントニオのお話。まさかこの2人がくっつくと思ってなかったので(笑)私はとってもびっくりでした☆でも、意外性の勝利というか(笑)こんなに悠太郎が可愛くなると思わなかったって所かな。とっても可愛くて素敵なお話になってました。色っぽい吹山りこ先生の絵も最高!ぜひこれまでのシリーズと合わせて読んでみて下さい。

  私的評価 ☆☆☆☆★(可愛くて、ラブラブなお話が好きな方にお薦め!)

 

    【とびっきりのシチュエーション】 リーフノベルズ 大槻はぢめ:作 起家一子:絵 98/11/1発売(正規発売日)

  オムニバス風に、短編が3話収録されています。共通テーマは「とびっきりのシチュエーション」…そのまんまですね(^_^;)まあ、ちょっとパターンにはまってるかな?とは思いますが、ハズした風ではなくて、素直に読める話ばかりでした。ちょっと甘々風。

  私的評価 ☆☆☆(可もなし不可もなし。普通ですね。特に読む本がない時に手に取る部類)

 

    【ローズガーデンへようこそ】  リーフノベルズ 藤村裕香:作 大和名瀬:絵  98/11/1発売(正規発売日)

  突飛な設定(笑)と、それに似合うラブリーな大和名瀬先生のイラストで、一気に読んでしまえるお話でした。藤村先生の話は、「こんなヤツいないって!(爆笑)」と思いつつも、可愛かったりカッコ良かったりで、どんどん読んでしまえるので、けっこうお薦めかも。前作「ムーンラビットにお願い」に続き、メルヘンチックな趣味の攻めが笑えます。

  私的評価 ☆☆☆★(突飛で、笑いを誘う設定がけっこうツボ。思ったより面白かったです。)

 

    【Barパラダイスへようこそ】 コバルト文庫  秋月こお:作 徳田みどり:絵  98/11/2発売

  秋月先生のコバルト作品第3弾。実は今までの作品、全部リンクしてるんですよねえ(^_^;)今までの2作の主人公カップルがちゃんと出てきてて、「ほお、そういうつながりか(笑)」と思わせてくれます。上手いなあ〜。ただ2人のロマンスを描くだけではなくて、社会的問題や、トラウマを抱えた人間を描く上手さは、さすが秋月先生ならでは。これからこの秋月ワールドinコバルトがどうなるか、楽しみです。

  私的評価 ☆☆☆☆★(秋月先生独自の世界観を楽しみたい人にお薦め)

 

    【エゴイストの恋】 ショコラノベルズ 火崎勇:作 あじみね朔生:絵  98/11/10発売

  これの前半は、雑誌の方で読んでました。なんというか火崎先生の話は容赦ないですよねえ(^_^;)暗いわけではないんだけど、人を追い詰める追い詰め方がすごい厳しいです(^_^;)結局ラブラブなんだろうけど、外見上全然そう思えないカップル。…それもエゴイストな所以ですか(笑)でも、エゴイストといいつつ、相手のことしか考えてないような気がするのは私だけ?…それも究極のエゴイズムかもしれませんが。

  私的評価 ☆☆★(元気な時に読むべし。疲れてる時だと、なんだか暗くなってしまいそう(^_^;))

 

    【DOUBLE CALL 4】 GUSTコミックス 緋色れーいち:絵  98/11/10発売

  お待ちかね長期連載中の「放物線の彼方」がコミックス化。…といってもいいシーンで終ってます(爆)ここで終るな〜って感じですね(笑)前半体調が悪かったのか、雑誌掲載時はほとんどラフ画みたいだったのですが(^_^;)コミックスではちゃんとなってます(^o^)前にもまして、千堂が色っぽくてクラクラしちゃいますね〜。なにやらドラマCD第2弾も制作決定のようなので、楽しみ倍増♪ぜひ千堂には石田彰さんの声をあてて読んで下さい(爆)

  私的評価 ☆☆☆☆☆(プロ野球を題材にして、ここまで面白い物を描ける緋色さんすごい!!)

 

    【野良猫】 クリスタル文庫 久能千明:作 東城和美:絵  98/11/11発売

  全編書き下ろしの作品。人間を擬猫化して描写するあたり、目の付け所がおもしろいというか、不思議に納得できてしまう。久能先生の力量、ですね。同じ世界観で2つの話が収録されていて、どちらも確かに「猫」の印象を強く受けました。なんだか続きが気になってしまう、とっても楽しめた作品。…ホントに続きでないかなあ〜

  私的評価 ☆☆☆☆☆(読み出したら止まらなかった作品。さすが久能先生の話は面白い!)

 

    【オール アバウト ユー】 クリスタル文庫 菅野彰:作 松崎司:絵  98/11/11発売

  テニスの世界を題材にした作品。菅野先生のテンポの良さが光ります。とくにベタベタしてるわけでもないのにちゃんと気持ちの行き来がわかるのが、なんだかほんわかしていて嬉しい。4編の中で最後の話にでてきた「すてる神あれば拾う神あり」的な話は、「そういうこともあるよね〜」と納得しまくってました(笑)

  私的評価 ☆☆☆☆(のんびりしていて、あまりHじゃない作品を読みたい人に(笑))

 

     【ラブ&タフ】 アイスノベルズ 麻生玲子:作 日下孝秋:絵  98/11/12発売

  一言でいうなら「ラブリー!」絵も可愛いし、結構遊んでるくせに純真な受けがめちゃめちゃ可愛いです!本気の相手に余裕のなくなる(笑)のはある意味当たり前なんですが、それがなんかとっても可愛かったです。高校生バンド物で、良くある設定なんだろうけど、無理なく、楽しく読めました。

  私的評価 ☆☆☆★(ラブリーが好きな人、ぜひぜひ読んでみてください。大丈夫、砂は吐きません(笑))

 

     【家族の肖像…のようなもの】 アイスノベルズ なかはら茉梨:作 高宮東:絵  98/11/12発売

  前作に引き続き、家族をテーマにした作品。前作は兄弟でしたが、今度は親子…それも親父受け(^_^;)前の分は一緒に暮していない兄弟だったので、無理なく読めたんですが、今回のはちょっと辛いかなあ〜。あんまりムリな設定にはしないで欲しいです(^_^;)盛り沢山すぎて、訳が判らなくなるかな、と。いくら何でもお父さん可哀相すぎ〜。

  私的評価 ☆★(こういうのが好きな人は好きなんだろうなあ〜(^_^;)私はちとダメでした(笑))

 

     【天下無敵の恋人3】 花丸文庫 水島忍:作 桃八号:絵  98/11/16発売

  天下無敵の恋人シリーズ第3弾。だんだん出来てくる主人公カップルの絆が可愛い。…ただ、まわりのキャラの存在&関係の仕方がちょっと物足りない感じ(^_^;)「どっちやねん、はっきりしろよ!」って思う(笑)行動に一貫性がないのはちょっと辛いかなあ〜。1巻よりは、キャラがこなれてきてる感じはするけど、何度も読み返す程ではないかも(^_^;)…ちょっと厳しいかな?

  私的評価 ☆☆(実は、買わないでいようかとしばらく迷った作品。…また今度にすりゃよかったかな(^_^;))

 

     【これからの夏】 花丸文庫 桜木知沙子:作 神楽坂はん子:絵  98/11/16発売

  桜木先生の小説は、いつも舞台が北海道。自分が住んでいるだけあって、いいかげんな描写がないのは読んでもわかるし、すごく好感がもてる。主人公(受)の苦悩と攻めにどんどんひかれていく様子は、けっこうワクワクしてしまった。ぜひこのキャラたちのその後が見たいと思う1冊。けっこうお気にいり☆

  私的評価 ☆☆☆☆(北海道にもあるのね、「海の家」って…(笑)…って当たり前か(笑))

 

     【自然発火で恋がはじまる】 花丸文庫 奈波はるか:作 宗真仁子:絵  98/11/16発売

  1人の夭折した天才映画監督を媒介にして、巡り会う幼かった恋人たちの話。まさか、こういう風に2人が近付くとは思わなかったので、意外性に、ついつい読み返してしまった。宗真先生の絵も幻想的で美しくって、なかなか楽しめた作品。ただ、途中で回想のシーンが入る所があり、一瞬時制がわからなくなってびっくりした(^_^;)もっと明確に「回想」とわかったらもっと嬉しいんだけど(^_^;)

  私的評価 ☆☆☆☆(題材も珍しくて、けっこう楽しく読めた作品。)

 

     【ダブル・バランス】 花丸文庫 北川とも:作 北畠あけの:絵  98/11/16発売

  最初、どの人間がカップルになるのかが全く判らなかった(^_^;)これを狙っているというのなら、話は別だけど、非常に読み下しにくかった。ようは主人公の気持ちがどう動いてるか、訳が判らないわけで、そういう意味では、かなりクオリティが低い気がする。どんな気持ちの動きで、攻めを好きになったのかもわからなかった。読了後かなり物足りない気持ちになった作品。

  私的評価 ☆★(…こういうのを読むと「花丸レベル下がったなあ」と思ってしまうなあ(^_^;))

 

   


新刊情報  11月の新刊情報です(^_^)

   

 

     ☆ビブロスノベルズ(19日発売)

  • キッス ランディング      (ふゆの仁子)
  • 初恋進化論           (高坂結城)
  • あの夏の夕暮を         (名倉和希)

  ☆ラキアノベルズ(20日発売)

  • 明日のために靴を磨こう     (崎谷はるひ)
  • クールで野蛮な愛だから     (水島 忍)

     ☆ラピス文庫(26日発売)

  • だれにも内緒で恋をしよう    (望月広海)
  • せつなさを微笑みにかえて    (緒方志乃)
  • 山崎君の夏休み         (隆塔きさら)

     ☆キャラコミックス(25日発売)

  • 蘭丸純情伝 2         (ほたか乱)
  • さまよえる少年に純愛を 1   (雁川せゆ)

  ☆キララノベルズ(23日)

  • スイッチ オフ!        (天花寺悠)

     ☆キャラ文庫(27日発売)

  • 最強ラヴァーズ (僕の銀狐 3)(斑鳩サハラ)
  • 泣かせてみたい 4       (川原つばさ)
  • 愛情シェイク          (鹿住 槙)
  • 王様は、今日も不機嫌      (神奈木智)
  • 風のコラージュ         (春原いずみ)

  ☆オヴィスノベルズ(末日ごろ発売)

  • 紳士のようでキチクなあなた   (青葉みどり)
  • 三丁目で雨上がりに恋をしよう  (水星さつき)

  ☆ヴァリオノベルズ(末日頃発売)

  • 正義の味方はあてにならない   (村上りかこ)
  • 手をつなごう          (小田浅葱)

  ☆エクリプスノベルズ(末日頃発売)

  • 久住先生の誤算         (新田一実)
  • 久住先生の告白         (新田一実)

  ☆GENKIノベルズ(末日頃発売)

  • 恋なんて面倒くさい(トラ猫 3)(藤 隆)