このページは、自分で購入、読破した本の簡単な感想及び新刊情報をアップします。

「こんなにたくさん買ってるんかい!」とかいうツッコミは不可(笑)

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過去のレビュー


新刊レビュー 12月前半バージョン

   (評価付(笑) ☆5つが最高。★は☆の半分です。)

 

    【研究室へいらっしゃい】 リーフノベルズ 雅 桃子:作 東夷南天:絵  98/12/1発売(正規発売日)

  いつもながらというか、なんというか(^_^;)Hシーンにばかり気合いが入ってる本ですね(笑)設定が曖昧すぎるというか非現実的な話で、なんだかなあ(..;と読了後思ってしまいました。こんな言い方は失礼かもしれないけれど、読者よりも先に作者がドリーム入っちゃってるって感じで、読んでいても全然共感できたりするシーンがなかった…。ただの読み物としてなら、まあ破天荒だし、面白いかなとは思うけど、続きが読みたいとは思えませんでした。

  私的評価 ☆★(「なら買うな!」と言われそうだけど、私的評価ですので(^^ゞ他人がどう思うかはまた別の話)

 

    【昇・天〜天使が笑う〜】 リーフノベルズ 高円寺葵子:作 藤崎寛之丞:絵  98/12/1発売(正規発売日)

  この人のコメディはけっこうぶっ飛んでて(笑)笑えるんですが、今回もやってくれました!せっかくのシリアスシーンにああいう宴会芸を持ってくるとは(爆)どんな宴会芸かは、ぜひ読んで確認して、吹き出して欲しいものです。こういうあたりが私にとってはツボなのかもしれないですねえ。読んでて全然退屈しませんでした。難を言うならば、イラストかなあ?…変ではないんだけど、あわないような気が少ししました。

  私的評価 ☆☆☆(おもいっきり笑いたい人に(笑)こんなやつの同僚にはなりたくないなあ(笑))

 

    【風を見た夜明け】 リーフノベルズ 飛沢 杏:作 國居亨:絵  98/12/1発売(正規発売日)

  飛沢先生の作品を読むのは実は初めて。従兄弟同志の話なんですが、こういうのは好きだなと思います。心理的なやりとりがあるものは、読んでいても、けっこう心にずっしり響くんですよね。そのずっしり来るものを求めて、本を読んでいる気がします。主人公たちには、幸せになって欲しいなと、読了後少し感傷的になってしまいました。

  私的評価 ☆☆☆★(さわやかな作品。なんだかホッとする1冊でした。)

 

    【ささやかな欲望】 ルビー文庫 ごとうしのぶ:作 依田沙江美:絵  98/12/1発売(正規発売日)

  タクミくんシリーズでおなじみのごとう先生の別シリーズ。元は同人誌のようですね。御曹子4兄弟のお話なんですが、なんというか…ごとう先生節健在(笑)ポップな感じの楽しいお話でした。これからこの人達がどうなるのか、めっちゃ続きが気になるのは私だけではないでしょう…(笑)

  私的評価 ☆☆☆★(のんびりふわふわ、ごとう先生ならではの作品だと思います。)

 

    【リスキーゲーム】 ルビー文庫 藤堂夏央:作 不破慎理:絵  98/12/1発売(正規発売日)

  強烈な4人組(笑)のパワフルなお話。不破先生の美しいイラストがまた素敵で…(*^o^*)前作「シークレットゲーム」に続き、ちょっぴりサスペンステイストなんですが、主人公たちの性格が凄いので(笑)全然推理臭くないので、推理小説が苦手な人にも十分読めると思います。…いったいどうなるんでしょうねえ、この人たち(笑)

  私的評価 ☆☆☆☆(こういう人たちに囲まれたら、平穏無事な生活は望めないんだろうなあ…(笑))

 

    【雪の日の贈り物】 パレット文庫 染井吉乃:作 如月弘鷹:絵 98/12/1発売

  待ち焦がれてました、「虹の入江シリーズ」の第4弾です。今回の話の中心はレトロさん。彼の過去が表に出てくると共に、「人の命」に関する、非常に深いテーマに触れています。購入してからこれを書くまで、おそらく十数回読んでますが(..;毎回同じ場所で、涙を流してしまいました(T_T)これほど、心に響く本はなかなかないと思います。作者の染井先生もレトロさんと共鳴したと書かれてますが、私も(多分読者の人は間違い無く)登場人物たちに共鳴して、涙を流しました。やおいだから、と敬遠していては勿体無い、素晴らしい作品だと思います。

  私的評価 ☆☆☆☆☆(どう表現していいのか判らない…自分の語彙力のなさが恨めしいです…)

 

    【ヒーローに首ったけ】 パレット文庫 池戸裕子:作 里中守:絵  98/12/1発売

  「ヒーロー」シリーズ第3弾で、シリーズラストになります。とっても可愛い(笑)カップルで、Hシーンなんかとんでもないって感じですが(笑)久しぶりに初々しい気分になりました(笑)…ってことは初々しくないのね、私は(笑)恋をすると、自分に自信をもてなくなるのは良く判るので、共感しやすかったです。ぜひぜひ、もっと大人バージョンの番外編なんか読みたいですよね(笑)

  私的評価 ☆☆☆☆(初々しいのが好きな人に。生々しくなくて、とっても可愛いです〜♪)

 

     【楽園にようこそ】 パレット文庫 鹿住槙:作 二宮悦己:絵  98/12/1発売

  鹿住さんの新シリーズで、なんと「男子校、寮生活」ものです(笑)鹿住さんとしては初めての設定らしい…。意外な気もしますが。二宮さんの絵がまたぴったりで、可愛いしテンポはいいし。非常に楽しく読めました。ツボなシーンが多くて、おもわずニヤニヤしてしまったのは私…(笑)続編が非常に気になるお話でした。

  私的評価 ☆☆☆☆★(いかにもな青春学園ドラマが好きな人は絶対ツボです!)

 

     【騎士とビショップ】 パレット文庫 たけうちりうと:作 金ひかる:絵  98/12/1発売

  たけうち先生初のパレット文庫ですね。小説JUNEで掲載されている小説ぐらいしか読んだ事がなかったんですが、なかなか面白くて、思わずのめり込んでしまいました。「チェス」を題材に持ってきているのがまた面白くて。正直どっちに転ぶのかというのが読んでいかないと判らなくて、ワクワクドキドキしてしまいました。固定ファンが多いのも頷けますね。これも続編があるのかな?楽しみにしています。

  私的評価 ☆☆☆★(私は凄く楽しく読めました。こういう淡々としたのもいいですね。)

 

     【Regrets】 パレット文庫 白夏塔子:作 穂波ゆきね:絵  98/12/1発売

  正直なところ「なんだったんだろう…?」というのが読了後の感想です。これは1冊完結の本なのか、そうではないのか、それも良く判りません(^_^;)全編関西弁(というより大阪弁)で、勢いがあって、面白かったのは間違いないんですが、これでエンドマークなの?と少し不思議に思ったのも事実です。うーん、評価に困る作品でした。どう表現すればいいのかも、自分でよく判りません。

  私的評価 ☆☆★(よく判らないということで、平均点(爆)…だめかな?)

 

     【ベンチマークで恋をして】 ホワイトハート文庫 井村仁美:作 如月弘鷹:絵  98/12/4発売

  花丸から出ている「銀行員シリーズ」の姉妹編にあたる、アナリストシリーズ。アナリストってなんなの?というのが(笑)最初の印象でした。証券とかの分析をして、売り買いのアドバイスをしたりする人のこと…なのかな?(^_^;)未だによく判りませんわ(笑)専門用語の多さにへきえきしてしまいました。姉妹編ということで、銀行員シリーズの林が顔を出してましたが、なんか別人格になってて爆笑してしまいました。うーん、別ものと見たらいいのか、同じものとして見ればいいのか、…複雑ですねえ。

  私的評価 ☆☆☆(専門用語に弱いのねきっと…<私)

 

  【ダイナマイトバディ】 GUSTコミックス 桜川園子:絵  98/12/7発売

  GUSTに連載されている「ダイナマイトバディ」のコミックス化。途中からしか読んでないので、一気に読むとさらに面白いなあと思いました。…しかし主役張ってるおぢさん(笑)いいキャラクターだなあと思います(笑)過去の話の所なんかとくに面白かったですねえ〜。ぜひぜひどんどん続いてほしいです〜。

  私的評価 ☆☆☆★(華美な世界(^_^;)にもかかわらず、可愛い受け君が好きぃ〜(笑))

 

     【僕たち若草物語】 ショコラノベルズ 夏木ひまわり:作 高松良明:絵  98/12/10発売

  うーーーーーむ(^_^;)なんだかなあ。すっごい長い大河ドラマの最初だけ読んだ気分ですわ。導入部分からして、「出会いと別れ」が入ってるもんだと思ったんですけどね(^_^;)出会いがあって、ラブラブになって、そこで終わってるのがちょっと不思議(^o^;)これ、続きがあるのかな?あるんだったら納得するんだけど、そうではなさそうで(^_^;)ショコラ系には珍しい中途半端なものだったなあと思いました。設定が盛り沢山すぎて、入らなかったのかなあ?

  私的評価 ☆☆(物足りないなあ〜とつくづく思いました(爆)…贅沢すぎ?<私)

 

  【君に会えてよかった 1】 ディアプラス文庫 新堂奈槻:作 蔵王大志:絵  98/12/10発売

  霊感がある少年と、その少年にまとわりつく(笑)少年のお話…と書いてしまうとミもフタもないですけど(笑)ディアプラスに掲載された小説と、その続編の書き下ろしです。「1」と付く事から判る通り、続編もあるらしい…。新堂奈槻さんの作品は、正直な所初めて読んだのですが、わりとテンポのいい文章を書かれるので、面白いなと思いました。ここからどうなるのか…というのが非常に楽しみで、続編を心待ちにしています。

  私的評価 ☆☆☆☆(霊感はあるけど寝てしまうってのも、かなり面白いシチュエーションかも)

 

        【少年はKISSを浪費する】 ディアプラス文庫 ひちわゆか:作 麻々原絵里依:絵  98/12/10発売

  ディアプラスに連載されていた小説の文庫化。その後の書き下ろしもあって、なかなか読みごたえのある本でした。ひちわゆかさんの作品って、ネジが一本取れたようなはちゃめちゃなノリのものが多くて、読んでいても爆笑させてくれるので、大好きです(笑)どうやら某B社のJANKシリーズとちょびっとリンクしているようですので(笑)その辺想像しながら読むと、更にお得?(笑)書き下ろしのエンディングは「これで終りかい!」と突っ込みたくなります(笑)

  私的評価 ☆☆☆☆★(いやあ、久々にひちわ先生ワールドが楽しめて嬉しかったです♪)

 

  【サンダー&ライトニング】 ディアプラス文庫 松岡なつき:作 カトリーヌあやこ:絵  98/12/10発売

  小説ディアプラスに掲載された、未来ものの小説と、その登場人物の過去編の2話が収録されています。SFと考えたらいいのかなあ?ちょっとその辺の分類は判りませんが、非常に面白かったですね。過去編を読むと余計に「そうかあ〜、こんなコトがあったから、こうなるのねぇ〜」と納得(笑)設定の説明もきちっとしてくれているので違和感なく、その世界に入って行けて、楽しめました。

  私的評価 ☆☆☆☆(これも続編があるのかなあ?ぜひこんどはラブラブ編を!(笑))

 

  【復刻の遺産】 ディアプラス文庫 五百香ノエル:作 おおや和美:絵  98/12/10発売

  これも小説ディアプラスに掲載された小説と、その出会い編の書き下ろしの2話が収録されています。未来の銀河系でのお話…でもSFっぽくないです(笑)破天荒な考古学者くずれ(笑)がワルで(爆)これがまた美味しい奴なのよねぇ〜(笑)おおや先生の色っぽいイラストも相乗効果で、楽しく読めました…が、イマイチさっと感情移入が出来なかったのは、説明不足かな?2度読んでやっと面白かったので(^_^;)

  私的評価 ☆☆☆(なれれば面白い世界。これも続編があるそうですので、楽しみ。)

 

        【恋のお届け承ります!】 ビブロスコミックス 果桃なばこ:絵  98/12/10発売

  果桃センセ待望のコミックス2冊めにあたります。宅配便シリーズですね。宅配便のニーチャンと(笑)ポルノ小説家のお話。どんどん心を開いて柔和になっていく亨が可愛いったら!なんで果桃センセの描く受け君ってこんなに可愛いんでしょうねぇ〜。これももっと続いて欲しいなあと思います。どうせなら同居しろ同居!(笑)

  私的評価 ☆☆☆☆☆(今月のコミックスの一押し。やっぱラブリーでいいわあ〜(笑))

 

  【一途な瞳 2】 ラキアノベルズ 望月広海:作 大和名瀬:絵  98/12/10発売

  前に発刊されていた双子の兄弟とその恋人たちの話の続編。望月さんの文章の特徴というか、けっこう淡々と話が進んでしまうのが物足りない気もしないでもない(^_^;)ただ、今回主役級だったカップルの両方からみた話が別々に書いてあったのは、わりと面白いなと思いました。大和さんの絵がラブリーでラブリーで素敵!(笑)

  私的評価 ☆☆☆(2冊並べて読む方がいいでしょう(^_^;)でないと話が判らないです(笑)) 

 

  【スイート:エリート】 ラキアノベルズ 京橋なるみ:作 楠本こすり:絵  98/12/10発売

  何も出来ない大学教授の叔父と、学生ですっかり世話係になってる甥との恋愛です。のほほんとした叔父さんがけっこうツボにはまってしまって、面白かった…(笑)ただ、最初になにも記載がないのに、いきなり「いままで警察と協力して、犯人当てしてた」って言われても…(^_^;)訳が判らなかったのがすごく残念。それと、会話の中なのに、「」で括られてるのが、最初の1文だけで、かならず会話が「」なしで書かれるのにはちょっと違和感(^_^;)効果を狙ったのかなとは思うけど、たくさん使い過ぎで、読みにくかった。でも、コメディとしてはかなり楽しめてよかったです。

  私的評価 ☆☆★(笑える話が好きな人はどうぞ♪私はこのおじさんが好きだ(笑))

     


新刊情報  12月の新刊情報です(^_^)

     ☆ビブロスノベルズ(19日発売)

  • キスしたあとの唇        (麻生玲子)
  • セントエルモスファイア     (花郎藤子)
  • 僕は、君たちに愛される     (高橋英里花)

     ☆アイスノベルズ(12日発売)

  • 浅い眠りのJOKER      (神奈木智)
  • ウィズアウト・ユー       (高坂結城)
  • 天使が恋人           (池戸裕子)
  • Christmas Song  (大槻はぢめ)

  ☆ヴァリオノベルズ(中旬頃発売)

  • パープルローズにくちづけを   (南原 兼)

  ☆エクリプスノベルズ(中旬頃発売)

  • バロックパール(青の奇跡4)  (久能千明)

     ☆ラピス文庫(26日発売)

  • あまりにロマンティックな(2冊)(鷺沼やすな)
  • 放課後のKiss        (バーバラ片桐)

  ☆キララノベルズ(25日)

  • 天国は俺のもの         (四谷シモーヌ)

     ☆キャラ文庫(18日発売)

  • 午前2時にみる夢        (高坂結城)
  • 飛沫の輪舞(飛沫の鼓動 2)  (ふゆの仁子)
  • 遠い夏の楽園(オープンセサミ2)(真船るのあ)

  ☆オヴィスノベルズ(末日ごろ発売)

  • 竜神池で恋しよう        (香月宮子)

  ☆ショコラノベルズ(下旬ごろ発売)

  • 誓夜              (上領 彩)